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古傳薬膳茶論
健康茶専門店「古傳薬膳茶」
プロデューサー
宇治園社長 重村桜子が語る古傳薬膳茶への想い

第2回古傳薬膳茶をつくるために。
~中医師・薬剤師・ハーブインストラクターなど専門家の知恵が結集~

皆様、こんにちは。「古傳薬膳茶」プロデューサーの重村桜子です。
前回は、私が古傳薬膳茶をつくろうと思ったきっかけについてお話しさせていただきました。
今回は、どのように古傳薬膳茶をカタチにしていったかのお話しです。ぜひ、お付き合いくださいませ。

さて、前回お話しした通り、私は中国、台湾、ヨーロッパに何度も足を運び、世界のお茶事情を見てきたなかで、「健康」というキーワードを思い付きました。
そこで、日本茶の原点である健康に帰り、日本茶をベースにした健康茶をつくろうと思いました。

実は2019年1月に宇治園が創業150年を迎えるにあたり、その記念プロジェクトにしたいという想いもありました。
そうして、日本の茶文化に貢献するとともに、我々も永続可能な企業となっていかなければなりません。

そこで、創業150周年を迎えるにあたり、150種類にも及ぶ日本茶をベースにした健康茶をつくろうとも考えたのですが、まずは切りがいいところで100種類を目指そうと考えました。
イギリスやフランスの紅茶は、ブレンドティーが基本で、各専門店に行けば軽く100種類は用意されています。
それと同じ文化を日本でも根付かせたいという想いです。

イギリスやフランスの紅茶は、ブレンドティーが基本で、各専門店に行けば軽く100種類は用意されています。
イギリスやフランスの紅茶は、ブレンドティーが基本で、各専門店に行けば軽く100種類は用意されています。

しかし、問題がありました、健康茶をつくろうと決意を固めたのが2017年の中頃でしたので、約1年半しか時間がありません。
さらに、日本茶の知識には自信がありましたが、漢方に関しては専門的なノウハウを持っておらず、どうやって健康茶をつくるか悩んでおりました。
今から、漢方の勉強をする?
当然、それも必要ですが、まずは専門家の力を借りようと考えました。

そして専門家と共に100種類をつくりながら、その過程で勉強していく。
それしか創業150年に間に合わせる方法はありません。

とはいえ、専門家の心当たりもなく、どうしようかと焦っていたところ、父である会長が会食をした際に、メンバーの中に薬剤師の方がいたという話を聞きました。
しかも、その薬剤師の方は父の幼なじみというではありませんか。
薬剤師と漢方は、そのものズバリではないですが、紹介していただき、お会いすることになりました。

西脇潤一郎さん
西脇潤一郎さん

その方が、西脇潤一郎さんという方です。
西脇さんは、花王のハウスホールド研究所というところで、新しい技術や新製品、新しい価値の提案などに取り組んでこられた方。

その後、薬学部に再入学し、薬局を立ち上げられたという経歴の持ち主です。
その西脇さんにお会いして開口一番、「日本茶をベースにした漢方の健康茶をつくりたい。しかも100種類!」と熱意を伝えました。
西脇さんは薬局を開業していましたが、予防医学に興味を持っており、その分野を伸ばしていきたいとの考えを持っておられ、その一環として漢方に取り組む準備を始めていたところでした。
もちろん「すごく興味があります。何でも手伝いします」とのお答えをいただきました。
新製品の研究にも取り組んでいた方ですので、健康茶をつくるというプロジェクトには、まさにピッタリ! これで一歩前進です。
しかし、西脇さんは薬剤師として漢方を扱うことはできますが、この当時はまだ漢方の専門家ではありません。
ふたりで話し合った結果、やはり漢方の師匠が必要ということになりました。

一方で私は、健康茶を100種類つくるなかでは、ハーブと日本茶のブレンドティーもラインナップに加えたいと考えていました。
そこで、私がハーブを勉強させていただいている井上典子先生に相談すると、ハーブのブレンドなら全面的に協力いただけるとのこと。

 

ちなみに、

井上典子さん
井上典子さん

井上典子先生は、宇治園と同じ大阪で創業150年を越える老舗茶舗のお生まれで、お茶の専門家ですが、ハーブの研究に勤しみ「プロフェッショナル・インストラクター・オブ・ハーブ」の資格を取られた方。

こうして、また力強い味方に恵まれたわけです。
しかも、井上さんはさらに大きなプレゼントをくださいました。
それは、先生の知り合いである、国際中医師の免許を持った漢方の専門家を紹介いただけるとのこと。

 

その方は

崎山久美子さん
崎山久美子さん

崎山久美子先生という国際中医師で、漢方薬局も経営なさっています。

中医学の考えにもとづいて、患者さんの体質を判断し、健康な状態(ニュートラル)になることを目指し、身体のバランスを整える漢方薬や漢方茶を調合している方です。
まだお会いしたことはなかったですが、様々な人からの縁やつながりを感じ、「この人しかいない!」と確信したのを覚えています。
さっそく、崎山先生のお宅にお邪魔して、西脇さんの時と同様に「日本茶をベースにした漢方の健康茶をつくりたい。しかも100種類!」と、ひたすらに熱意を伝えました。
しかし、先生の反応は今ひとつ。それは「100種類の漢方茶をつくるのが、どれだけ大変なことか。私なら3年以上はかかります」との理由からでした。
一方で、一緒に健康茶をつくりあげる仲間に、薬剤師の西脇さんがいることから、崎山先生がアドバイザーとして、様々な知識やアイデアを西脇さんに伝え、調合の研究に取り組んでくれればできるかもしれないとのお返事をいただきました。
また、漢方薬局ではなく「宇治園」として健康茶を売っていくので、薬というよりは、いい意味で少し目線を下げ、誰もが毎日飲め、健康に寄与していくものをつくりだしましょうとおっしゃっていただきました。

こうして、漢方の専門家である中医師の崎山先生、薬剤師の西脇先生、ハーブのスペシャリストであり、日本茶の専門家でもある井上先生という、まさにこれ以上は考えられない布陣が完成しました。
薬剤師の西脇先生は、すでに漢方の講座を受講し、勉強をスタートしていましたし、井上先生は、日本茶をベースにした薬膳ハーブティーをつくりはじめていました。
そして、崎山先生からもアイデアがどんどん伝えられてきます。

苦いより「美味しい」方がいい、ゆるやかに体質改善ができる健康茶、効能別に毎日飲めるお茶。
苦いより「美味しい」方がいい、ゆるやかに体質改善ができる健康茶、効能別に毎日飲めるお茶。

まさに私の理想通りの日本茶をベースにした健康茶です。
いよいよ、100種類の健康茶・薬膳茶・ハーブティーづくりへの本格的な挑戦がはじまります。

しかし、私自身には、まだまだやらなければならないことが山積みです。
ネーミングやパッケージのデザイン、さらには専門店として、健康茶のカフェもつくろうと考えていましたので、内装のコンセプトも固めなくてはいけません。
もちろん、並行して健康茶のベースとなる日本茶選びも進めていきます。
日本茶の原点である「健康」に帰るための挑戦、日本茶という文化を守るという使命、そして、全ての人たちに贈る感謝を込めたプロジェクト。
頼もしく心強い人たちとの出逢い、長年にわたり宇治園を愛してくださっている方々への感謝。
このご縁というものは、私が何よりも信じているものです。
その全てのご縁と感謝を込めて、2019年1月の宇治園創業150周年に向けて、健康茶づくりに邁進します。
タイムリミットまであと数ヶ月。遂に怒濤の日々がはじまります……。

宇治園 代表取締役社長 重村桜子

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